『22年目の告白-私が殺人犯です-』被害者・夏帆が良い。犯人がテレビに表れてきて、恐怖で手すりを必死に掴んでいると、その手が過去にそのまま繋がっていき、現在と過去は今でも持続している事を示す。握手会でのチンピラ襲撃から、連続で夏帆が刃物を手にして襲撃する思い切りのよさ。伊藤英明との関係性も厚みがあり悪くない。彼女の造形が良いだけに、中盤から後半では殆ど登場しなくて影が薄いのが残念。
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