『愛しのアイリーン』を折々で思い出している。母親はおいておくとして、愛子とアイリーンと琴美はグラデーションのようにとりどりの「女のままならなさ」を抱えていて、全員が愛おしかった。岩男のような人ほど幸せになってほしいのに、「こうだったらよかったのにね」が一つや二つじゃなくて、本当に悲しい。悲しいだけの話ではないんだけど、じわじわとくる。
映画好きの為のマストドン、それが「映画ドン」です! 好きな映画について思いを巡らす時間は、素敵な時間ですよね。