嗅覚が人より鋭い香水調合師が
目的の香水のため殺人を繰り返すという話で
映画史上で上位にランクインするぐらいの
猟奇殺人鬼の話
殺すために殺人するのでなく
匂いのために殺人というのが
また変態性が増してるんだと思うんですが
そして、目的が殺すことじゃないせいか
この手の映画の一番の売りの
殺人シーンが淡々としてるのが、
変態性というか猟奇性というか
変わった感じが出てると思いますが、
殺した後の行動が怖いんですが
それに、主人公の半生を描いてるような映画で、
前半と、後半でやってることが変わるんですが
この手の映画では
それで人間性が変わるとか
恨みを持つとかで
殺人鬼に変わるとかありそうですが
この主人公、全く変わる感じもなく
逆に目的に邁進してるなぁー、
すごいなーと思ってしまう
淡々としたところが
この映画の猟奇性というか
変態性というか、他の映画と違うところの
一役になってるところだと思います
それに、香水を扱ってるというところで
化学実験装置がよく出てくるところも
なんか雰囲気出してる気がします