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太平洋戦争直前の日本
といっても大衆演劇は盛況で
検閲を受けてはいたが
人気のエンターテイメントだった
しかし、今度検閲官が代わり
今まで通っていた脚本も
いろんな劇団が
ことごとく検閲を落ちていた
そして、ある劇団の座付の脚本家も
次の公演のための脚本の
検閲を受けようとしていた
そして、検閲を受けると
次々と無理難題を言われ
次の公演どころじゃ
なくなってしまったという話

脚本家と、検閲官との
検閲通せ、こんな表現じゃダメだの
そして、そこから出てくる
無茶苦茶な提案を解決していく
様子が楽しい
一つの劇の脚本をめぐっての会話劇
ほとんど椅子の座っての
二人の会話なのに
スリリングですごくいいです
無理難題言ってる間に
どんどん話が面白くなったり
ちょいちょいとテクニック的なことを
話してたりしていて
こうやって映画、舞台、小説が
出来上がっていくんだなぁと
いう感じがします

それに、無理難題の内容を聞いてると
この映画は、結局面白くなってますが、
戦時中の表現規制が、
文化にとって全くいいこと
じゃないということがわかります

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