ちょっとトボけてるんだけど、
鮮やかな手口で、
次々と殺し屋どもを
やっつける謎めいた男の主人公
”人口調節機構”などという目的が
全くわからない組織のボス
ちょっと変な殺し屋集団
目的もわからず、
あまりにも奇妙すぎて、
コメディなんだか、
アクションなんだか
映画の方向もわからない
変な魅力のある前半から
徐々に、組織の中心に
せまる後半にかけて、
主人公も、組織のボスの、
切れも増していき
どんどんアクションも、
かっこよくなっていくその感じは、
まるで喜八版007のようです
と、変な雰囲気の何も考えずに
見れるアクション映画なんですが、
戦後立ち直っていく中で
どんどん変わっていく日本を憂いている
感じもする映画です。