フッド・ザ・ビギニング
衣装の雰囲気が、中世というよりも、この地球上ではない異世界を描いたSFみたい。「ハンガー・ゲーム」がこんな雰囲気だったよね。
そこはまあいいとして、なぜいまロビンフッドなのか、というのが、ぜんぜん見えない。
リトル・ジョンに異教徒の黒人を持ってくるあたり、新しい気もするのだが、中身はかなり植民地主義的だし、マジョリティに都合のいいマイノリティ観から一歩も出ていない。
戦闘のさなかのラブシーンっていうのも、なんか古臭いよねぇ。
アクション・シーンは楽しかったので、金返せってほどではないんだが、なにしろ中途半端。