『プロメア』の感想です。 (1/2)
あらすじは人類が突然変異し、炎を操れる人間が現れ、放火に対し、鎮火するという感じでした。
世界観は近未来で炎を操る人間、バーニッシュの危険な軍団、マッドバーニッシュが放火し、主人公ら(?)バーニングレスキューが鎮火では外骨格みたいなロボをまとい、氷を発射する銃火器みたいなものでバンバン打っていく感じでした。
作画は一言でいうと「カロリーが高い」です。
作成がTRIGGERとサンジゲンなので、非常に独特で美しく、少し前の漫画を彷彿させるような絵のスタイルで、漫画を感じさせるような輪郭やトーン、流れを感じさせる作画の流れと崩壊、それを崩さないメカや背景の3DCGで、他のアニメとは違う作画の濃さでした。
その作画と物語に合わせたクールでありつつも、アツイ、興奮させる音楽、音楽だけでも非常ボルテージを上げてくれます。
この手のアニメ映画にしては珍しく有名な俳優さんが出ています。
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『プロメア』の感想です。 (2/2)
基本的に演技がぎこちなかったり、俳優としてのイメージが強く出てしまいなところがあるのですが、そこを配役や台詞の言い回しなどほぼほぼ違和感がない感じでした。ただ、やられるときのうめきなどは微妙でしたが。
物語としては心にグッと来るような考えさせられる内容はないのですが、話にあまり急な感じがなく、遅すぎも早すぎもしないところでした。
ネタバレになるのですが、敵であるバーニッシュとゴタゴタしているうちに、自身の尊敬する人がひどい残虐的なことをしていてまさかそんな事も考えもしなかった。そして、敵であるバーニッシュのリオが物語中盤からは主人公と言っても差し支えがなく、キャラクターとして冷静さも持つ場面がありつつも感情的になる両極端な性格で物語にさらなる抑揚をつけているように思います。
これはあの評判の高さも納得で、非常に素晴らしい作品でした。
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