『老年期の終わり』、渋すぎて厳しいかもしれないけれども『メッセージ』以上に実写長編映画で観てみたいSF[のひとつだなあ。

@sammo_hung_impo 「老年期の終り」は是非実写化されて欲しいですね。
2014年の「世にも奇妙な物語」の「未来ドロボウ」は、実は藤子不二雄のSF短編集が原作。まあ要するにドラマで実写化されたんです。
しかし、当時友達の家でテレビを観ていて、「あ。これ藤子不二雄のパクリじゃん」と言ったが、ポカンとされた(泣)

注)後々調べたら、パクリじゃなくて、ちゃんと原作紹介されていた。
yonikimo.com/485.html

まぁ知らないよなwww
知ってるわけないwww
にしても、藤子不二雄さんの作家性はもっと評価されてもいい気がする。
この人は、一話完結型の漫画での「オチ」までの話の持っていき方がすごく上手い。短い話で、テーマ性を含み、かつ、物語として成り立たせる。
例えば、ブラック・ジャックは手塚さんの漫画だけど、オチまでの話の持っていき方がやや強引な印象。

@tacchan
構成は抜群に巧いですよね。『コロリ転げた木の根っこ』とか、よくよく思えば大した話じゃないものでも些細な伏線やドライなユーモア、簡潔にして明瞭なキャラクターの組み合わせの妙で読ませてしまうところがあって。
『老年期の終わり』もオチとしてはそれほど驚くようなものではないのでしょうけど、やはり非常に構成が練られていますし、なによりあの少ないページ数で巨視的なテーマを軽々と捌いたこと、そして描かれない出来事までをも読者に想像させる豊饒な語り口には初めて目にした時に本当に驚きました。

手塚先生は物語を隅々まで描き込んで(それでも描き切れないで)しまうので作品としてはもちろん素晴らしいのですけど、手塚漫画として完成されてしまっているので映像化にはあまり向かないようなところがあったりするじゃないですか。
藤子・F・不二雄先生は一見シンプルで間口が広く、あまり作家性を感じさせませんけど、例えば『ノスタル爺』ですとか、完成されているのにいくらでも想像の余地があるっていう境地に辿り着いてしまっているので、ストーリーテラーとしての再評価のためにもどんどん映像化して欲しいですねぇ。

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@sammo_hung_impo なるほどー。構成力が優れているのか。
初めて読んだ時、「木の根っこ」も良かった。最後になるほどな(ニヤリ)としてしまった。
想像の余地がありますねー。SF短編集の作品て読んだ後に色々と語りたくなるというか誰かに話したくなるんですよね。だから印象に残ってる。
もうご存知かもしれませんが、いくつかはOVAアニメ化されてますよ。

Netflixとかがアニメ化に出資してくれないかなぁ・・・

@tacchan
OVA…確か渋谷TSUTAYAにVHS在庫があったと思いますが、デッキが無いので未だちゃんと見れてないんですよね…。
あの中で『絶滅の島』が映像化されていましたけど、原作とは違うオチになっていて。そういう拡張性の高さは映像を生業とする人には挑戦のしがいがあるところだと思いますから、『デビルマン』みたいにNetflixでシリーズ化してくれたら最高です。

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