彷徨える河(6)
西洋の思想や理念がよくもてはやされるけど、結局のところ、これらも後付けの仮想現実に過ぎない。
昨今「理念(仮想現実)→実行(現実)」という考え方が正しいように言われますが、世の中の摂理としては逆。「実行(仮想現実)→理念(現実)」なんだよ。思想や理念はいつだって後付けに過ぎない。
しかし、戦争では「理念(仮想現実)→実行(現実)」という考え方で動いた方が強い。経済競争でも同じことが言える。
つまり、人間にとって「理念(仮想現実)→実行(現実)」というのは建前に過ぎない。本当は「実行(仮想現実)→理念(現実)」でありたいというのが本音。
「理念(仮想現実)→実行(現実)」って、生き難いでしょ?「実行(仮想現実)→理念(現実)」の方が楽に生きれる。
ヨーロッパ人って、そのことがよく分かってると思うんだよな。西洋思想発祥の地であるからこそ、西洋思想なんて所詮建前であることが分かっている。でも戦争で使える考え方だから使ってるだけ、みたいな。
彷徨える河(7)
@tacchan 宗教や思想はそれ自体に意味はない。
自分が生き易くなるように生きる。その手段として宗教や思想を学ぶ。
現実は目の前にある。いつだって現実はある。それを表現するために思想や宗教はあるのだ。
こうすれば、現実と仮想現実の折り合いがつく。