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『ミッション8ミニッツ』a.k.a.『SOURCE CODE』のラストについて少し真面目に考えてみると… 

私がこれ違和感なかったのって映画ドラえもんの『創生日記』が大好きでよく見てたからだと思うんですが、あれってドラえもんが夏休みの自由研究のために創生セットっていうの買ってくれて、のび太はそこにシミュレートされた太陽系を作る。ところがこのシミュレートの精度が閾値を超えると現実世界とシミュレート世界の境ってなるなるので、シミュレート世界から神の正体を探るための一団がのび太たちのいるリアル世界に出てきちゃう。

で、ミッション8に出てくるのは最初仮想マシンと説明されますが、現実と差異のない仮想現実があるならすべての仮想は現実と区別がつかない。仮想マシンの外側の世界も実は仮想かもしれない。だとすると、仮想マシンによって世界は唯一の「現実」を失った代わりに、マルチバースの多様な現実に開かれたことになる。要はポストモダンですが、それを明るく肯定する映画かなって捉えてます。このへんで文字数。

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