Chime
観た。ぶちのめされてしまった。言葉にする気力を失われている
Chime
ホラー映画ではいつも恐怖の本体がはっきり見えると萎えるので、これは本当に良かった。本当に良かったといいながらも恐怖にぶちのめされている。45分とのことでまだ助かった。しかし「CLIMAX」の時もそうだったように、映画が終わっても「うそだろ助けてくれ」みたいになる作品が好きだ。好きだっていうか惹かれる。帰ってすぐ冷凍してた鶏つくねを焼いてかぼちゃの味噌汁を作って食べた。美味しかったけど心は休まらない。いろいろな方の感想を読んでは救われている…
Chime
・俳優さんの話し方が舞台みたいだと思った、想像してみるとそれぞれのシーンは舞台で再現できそうな感じもした。だからといって舞台のほうが良いと思うわけではない
・霊的なものがいる表現があるおかげで、「結局人が怖い」とかそういう解釈に終わることなく助かる。人が怖いことは知っている
・どこかのシーンで謎に斜めの方にずれていくカメラワークが気持ち悪く怖かった
・横顔アップも意味が分からんし近すぎて怖かった
・妻の空き缶ガラガラもやばかったし、捨てに行くタイミングもボロボロこぼれてるのも気になりすぎ
・アスファルトに残っていたのはタイヤ跡なのか。勝手に死体を引きずった跡で、料理家にしか見えていないのかと妄想してた
・自分のことを話しすぎて一流レストランのシェフへの道が絶たれるのは、脳をやられたとかではなく元々あの人の問題だったのではという懸念があってつらい
・息子に20万貸さない理由がちゃんとしてたのも嫌だ
普通こうなるだろうという予測を逐一裏切っていくのが効果的なのだろうけど、その裏切り方がどれも意味不明で、どこにも答えが無いからこうしてグルグル思い出しては不安になるのだろう。
Chime
観終わった後、映画館を出てからの街の音がきつすぎる