検察側の罪人
兎にも角にも「戦争」「組織」とか「権力」にものを申したくて、というより「憲法改正」に対して反対なんだろうね。そのせいで、物語の肝心の主軸がブレにブレブレでひっどい。。
やたらと「白骨街道」をねじ込んでくるけどこれ、原作もこんなにインパール作戦に対してすごい思入れがあるの?「トラトラトラ」とかセリフに入れてきちゃうし。雫井作品ってこんなだった?
あと、葬儀で宗教団体(なんで大駱駝艦ムリにねじ込んだ?)が踊るとか意味不明。単純にカルトは怖いね?っーメッセージ?それとも泣き女(朝鮮)をイメージさせ、慰安婦に対する謝罪をしろというメッセージなの?
何がしたいのよ?この映画で。老夫婦殺人事件より監督の思想ばかり全面にだして。誰だよ監督は!と思ったら原田眞人(さん)だった。あぁ...通りで。。
というか、政権批判したいならオリジナルで何故やらない。
もう、松茂豊と酒向芳と大倉孝二の演技だけが見どころ。それ以外なし。