波鑑賞。
とにかく怒りのパワーが強くて圧倒された。けれども、抗議活動によって、また活動した後の、被害者が責められたり、フーリアの気持ちが置き去りにされて戸惑ったり苦しんだりというのも描かれていて、大変重みのある映画でもあった。
家父長制に対抗、シスターフッド。他人の証言を集めるうちに気づいた自分の気持ちと、相反するような"被害者"になりたくないという気持ち。フーリア個人の問題としては決して勝利とは言えない結末。もやもや?不安になるたび?くっつけたガムが、最後に文字通り爆発するのがなるほどなーと思ったし、なんならもっと爆発してもいいと思う。
不思議の国のアリスみたいだなーと思っていたら、監督も後からそう言ってた(不思議の国のアリスのように寓話的・抽象化した物語にした〜)し、そういう表現として他人の行動に振り回されたり、自分の思考に迷い込んだりのファンタジー部分?も面白かった。
#映画 #映画鑑賞 #波