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国宝鑑賞。 

なんかもうちょっといろんな意味でドロドロするかと思ったのだけれど、それは『昭和元禄落語心中』でしたね。ちょっといさかいもあったりするけど、二人が爽やかすぎて。なんかもう、顔面が眩しいほどに爽やか。引きずられてるわけでもなかろうが、二人の関係も結果としては爽やか。
血筋に対する羨望や家を継ぐことや才能に対する嫉妬、例え本気で怒っていてもお互いのことなら茶化して矛を収められるのに、アキコちゃん(だっけ?)みたいな他の人のことなら本気で怒れてしまう。そこに私の求めるドロドロとの乖離?限界?を感じる。
それでもやっぱり、同じ演目を前半と後半の二通りの目線を感じられたり、本来歌舞伎ってあんなに顔に寄って見ることはできないので(ここでも顔面の爽やかさが効いてくるし)映画として観ることの醍醐味もあったりで、豪華な体験だった。

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