デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章鑑賞。
女子高生→大学生の日常パートと、異星人パートが崩れないまま終わるとは思わなかった。おんたんが変えた世界。おんたんの絶対。
何を失おうとも世界が壊れようともあなただけが私の絶対だから、それだけがあればいいから、っていうのは、若さだなー。前章で門出ちゃんの物語だったと思い込んでいたので、後章で物語の疑問の真ん中、世界を変えたのは(破滅させたのは)おんたんの方だったとわかるのは、すごくグッときた。
おんたんのお兄ちゃんひろしくんが相変わらず面白すぎたし、四男の黒騎士くんも面白すぎた…だけに…。そこはつらいんだけど、何にも知らない今の門出ちゃんは、「おんたんは絶対」とおんたんのほしい言葉をくれるから、世界はそれで良い。前章からそうだったまま後章でも、彼女たちが戦ったり解決したりする物語ではなくて、悲しいことは悲しいまま折り合いをつけ、漠然と不安や喪失を抱えたまま進むしかない。それでも彼女たちがこれから送る日々だってきっと愉快で愛しいに違いない。
…何でタラバガニ?
#映画 #映画鑑賞 #デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション