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カード・カウンター鑑賞。 オスカー・アイザックがセクシー。だけで済ますには惜しいのだけれど、どんな言葉で表すのが適切なのかが難しい。 

この作品の凄さは、私にはまだちょっと理解できていないかもしれない。
「なんなんだろう、この人は」が、最初の印象。モーテルに入るたびに、家具にシーツ?を被せる儀式を繰り返す。じわじわ変だし、本人の表情が劇的に変わるわけでもないので波もない…ように見える。刑務所の映像がすげー気持ち悪くて悪夢みたいなんだけど、実際悪夢みたいなことはあったわけで。あの映像が現実感がないせいで(ないおかげで?)それが良いとか悪いとかでなく、どういうスタンスで見れば良いのかわからなくなってしまった。
壊す方も壊れていくみたいな過去と事実があって、だから人生を諦めていて人を寄せ付けない。目立たないように生きていきたいけど、許される方法も本当は求めているのかもしれない。そういう意識が、人と関わることで滲み出てくるのは好き。罪は消えないけど、自分の人生を生きてもいいと思えるようになった、という結末なのかなぁ。

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