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復讐するは我にあり鑑賞。
殺しては逃げ、ヤリまくって遊びまくって金を騙し取って…また殺さずにはいられない。そんなの長く続くはずないのに。穏やかで会話がうまくてするっと人の懐に入り込む巌の手腕も怖いけど、加津子の(義父への)執着もそこそこ怖い…。誰でも殺せるのに、憎い相手は殺せない。最後の面会、特別派手なことが起こるわけじゃないけど、極限までドロドロ煮詰まった家族関係があの狭い部屋の映像に詰め込まれていると思うと、良い意味で嫌すぎた。
殺したあとに食事するシーンのある映画が好きなのだが、もうすでに何気なく殺していたみたいなくだり、あまりにも普通に過ごしているのにはドキッとした。

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