白石監督作品の空気感がそもそも好みっていうのもあるんだけど。前半はずっと、貞子と伽椰子の呪いがどうやって交わるのかって好奇心と期待でドキドキできた。最終的には謎の凄腕霊能力者が現れて力尽くで二つの運命を交錯させちゃって、あぁ~、うん、それ楽なのわかるんだけど、それで…やっちゃうか…ぁ…みたいな感じはあった。監督は、凄腕で態度の悪い霊能力者キャラが好みなのかな?前半部が結構シリアスホラーな作りになっててるから、霊能力者で突然漫画っぽい雰囲気になっててその唐突感にびっくりしてちょっと笑ってしまう。でも落ちの、ちょっと!ちょっと悪化してるよ!をい!!っていうのは、ギャグとして面白かった…。