結局あんまり映画見れてないな…次は何見よう

冷たい熱帯魚 

村田のような人間はどこにでも居る。詐欺師ならば運が良い方、下手すりゃこのように殺人鬼である。社本のような人間もどこにでも居る。人畜無害な顔で面倒な現実と対峙せず、都合の良い夢想ばかりしているから周りの人間に愛想を尽かされ、悪魔に弱さを見透かされて利用される。人体解体場面などの表面的なグロテスクさよりも、まるで人間の皮をぐるりと裏返して臓物と一緒に醜く恐ろしい内面をぶちまけるが如き話の展開が醜悪で悍ましい。村田は私だ、社本は私だ。それは何度も裏返る。ぐるぐる。やがて社本と村田は裏返り、最後に娘が…!落ちの着地点をそこまで穿つかよ、と感服した。

転職活動を終えてようやく映画三昧だーと思ったんだけど、何か気持ちがソワソワして落ち着いて観られない。活動前に「冷たい熱帯魚」を途中まで観て、辛くてラストまで観きれずに中断してたやつを再開して昨日ようやっと観終わった。一つの作品観終わるのに1ヶ月かかったよ…。

かたせ梨乃主演の「肉体の門」見た。私が好きな要素がいっぱい詰まってて個人的超名作だった。思えば「吉原炎上」も好きだったな。肉体の門は何故か、見てて「ひげよさらば」を思い出した。

飼い猫とかじゃらしてると興奮のあまりじゃれてきて噛みつかれる事があるんだけど、ああ、好きなものに食われて死ぬのってそんなに悪い気分じゃないのかもしれないなと思う時がある。いってえけど。

映画じゃないけど、ゲーム・オブ・スローンズ面白すぎる。ボロミア…(泣)ってなる。

社会との関係を断ちたくなった時にゾンビ映画を観たくなる傾向にあると思う。つまり精神的引きこもり。

関内にある安い飲み屋さんの壁一面に、トラック野郎のポスター風カレンダーが貼ってあって、壁掛けの大型TVでもトラック野郎が流れてるので、見たくなった。あの時代の映画ってほんと、息を吸うようにおっぱいぽろんぽろん出すよね。

貞子VS伽椰子、私結構好きだったな。(ネタバレあり) 

白石監督作品の空気感がそもそも好みっていうのもあるんだけど。前半はずっと、貞子と伽椰子の呪いがどうやって交わるのかって好奇心と期待でドキドキできた。最終的には謎の凄腕霊能力者が現れて力尽くで二つの運命を交錯させちゃって、あぁ~、うん、それ楽なのわかるんだけど、それで…やっちゃうか…ぁ…みたいな感じはあった。監督は、凄腕で態度の悪い霊能力者キャラが好みなのかな?前半部が結構シリアスホラーな作りになっててるから、霊能力者で突然漫画っぽい雰囲気になっててその唐突感にびっくりしてちょっと笑ってしまう。でも落ちの、ちょっと!ちょっと悪化してるよ!をい!!っていうのは、ギャグとして面白かった…。

Amazonプライムの見たい映画、全然消化できないな…なんかこう、エゲツないホラーが見たい。

就活終わったら映画三昧するんだ…

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