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『七つの会議』初見 

「半沢直樹」シリーズや「下町ロケット」、「陸王」の池井戸潤原作作品の映画化。2013年にNHKのテレビドラマ版が既にある。
部品メーカーの東京建電を舞台に、ノルマ未達で部長に怒られてばかりの原澤課長とミステリアスな営業1課の万年係長八角が親会社&関連会社まで巻き込んだデータ改ざんによるリコール隠しを描いたサラリーマンドラマ。社長、部長、営業課、経理課、親会社、下請け会社など会社組織の関係をフル活用した展開は池井戸潤原作お馴染み。その面白さは確かにあるが、
メインキャストが一般生活ではあり得ないぐらいオーバーリアクション。
北川部長役の香川照之のそれは「半沢直樹」や映画版の『カイジ』などでも見られるから辛うじて悪くないが、八角さんを演じる野村萬斎がとんでもなくクッサクサな演技。彼につられて原澤課長を演じる及川光博など他のキャストも大袈裟なクッサクサ演技の連続。
その臭い演技はドラマ映画の演技から逸脱した大根臭さで、はっきりいって大人の学芸会である。
……今日もう一度確かめるためにもう一度見る。

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