日本映画試写『明日にかける橋』
2010年から1989年にタイムスリップし、自らの高校時代の出来事に出くわす話。
日本版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ね……たしかにめちゃくちゃ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と1989年という時代、カルチャー、空気感を出そうと頑張ってた。
1989年がメインの舞台で、主人公が女子高校1年とあって、感覚的には『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ミーツ『ぼくらの七日間戦争』といった趣。
色々頑張ってたけど、タイムスリップの理論から未来の自分に会っちゃったり、あちこち過去を変えてたりなー……過去・未来のパラレルワールドがかなり無視されてるし、
後半のある出来事にカオス理論を期待したが、結局ご都合だった。
板尾創路さんの父親の奮闘などいいところもあるが、残念なぐらい穴だらけ。温かい目で見る以外ない。