『人間機械』
労働を非常に考えさせられるドキュメンタリーだった。
インドの繊維工場のドキュメンタリー。71分の大半は暗い、キツい、汚いの3Kで低賃金、12時間拘束の工場の労働を見せる。要はそういう工場の工場見学的なドキュメンタリー。
機械を淡々といじったり、単純作業をこなす工員たちの様子に遠い昔の『メトロポリス』や『モダン・タイムス』がダブる。
明らかに過酷な労働になぜ就くのかは工員が語ってるし、なぜ低賃金なのかも社長が語っていてそれなりに答えは出している。
そしてこれらの労働を見つめていると自然と勉強をし、より良い学校に通う意味が映画には描かれていなくても自然と脳裏に過る。