『モリーズ・ゲーム』③ もっと見る
ストーリーのキーになるキャラクターはやはりギャンブラーになるが、ゲーム巧者の映画スター以外は揃いも揃ってクズ、ボンクラ、メンヘラ揃い。彼らの存在がモリーにとってジョーカーのようであるが、賭場運営の中で切っても切れない中なので、そこの駆け引きも面白い。脚本家の監督作品なので演出は薄く、とにかく脚本重視だが、大枠の題材がスコセッシの栄枯盛衰の系譜の作品に近いので、重さと見応えがある。
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