『市民ケーン』と『ソーシャル・ネットワーク』を『レディ・プレイヤー1』に照らして出てきたイースターエッグ
『市民ケーン』を見るといろんな併せ鏡というか対になっている。
新聞を起点にリアルの世界を制したチャールズ・ケーンに対し、
『レディ・プレイヤー1』/『ゲーム・ウォーズ』のジェームズ・ハリデーはオンライン・ゲームという虚構で世界を制している。
ちなみに、『市民ケーン』にはウィリアム・ランドルフ・ハーストという実在の人物をモデルにした映画だが、
『レディ・プレイヤー1』は基本はアーネスト・クラインによる創造の産物になる。
また、作品による“女性”の関係は『市民ケーン』よりもこれまた『市民ケーン』タイプの映画作品『ソーシャル・ネットワーク』に類似している。
『ソーシャル・ネットワーク』では冒頭でマーク・ザッカーバーグが付き合っていた女性にふられた腹いせに作ってたソーシャルゲームが起点で、女性・世間に対する見返しの産物てある。
『レディ・プレイヤー1』のジェームズ・ハリデーは想っていた女性の胸に飛び込めず、自分の居場所・世界である「オアシス」を造り上げた。