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『ランペイジ 巨獣大乱闘』 

看板に偽りない、ドウェイン・ジョンソン主演のモンスターパニック映画だった。
っていうか、ドウェイン・ジョンソン版のキングコングと言っても過言じゃない。

見所はビルが建ち並ぶ大都会でのキングコング&ドウェイン・ジョンソン対巨大オオカミ対超巨大ワニ。三匹の巨獣が暴れる中でドウェイン・ジョンソンが逃げながら攻撃をするという無茶ぶり。

都市破壊、ビル倒壊描写が凄まじく、ビルを登りながらの巨獣バトルは『キングコング』を踏襲した感じだし、ビル破壊描写は『トランスフォーマー』シリーズや『マン・オブ・スティール』などの応用で、ワーナーがこれまでに培った特撮力で、ドウェイン・ジョンソン主演で決してチープではない見応え抜群な巨獣映画が出来ちゃう。

ドウェイン・ジョンソン演じる主人公が霊長類学者という設定からコングとドウェイン・ジョンソンによる粋なコミュニケーションが出来、そこもしっかり笑いや伏線に繋げている。その中で、「こいつは飛行機が苦手なんだ」というくだりがあるけど、それってキングコング=「特攻野郎Aチーム」のコングに被せたネタだったのかな。

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