原作を読んでから考える『レディ・プレイヤー1』
原作「ゲーム・ウォーズ」からはかなり改変。ウルトラマン等版権で使えないキャラやレオパルドンみたいにアメリカでマイナーなキャラのため却下されたキャラもあっての改変もあるが、
冒頭のカーレースのように映画ならではの大胆な改変もあり、原作とはかなり別物感がある。
図書館にいってハリデーについて調べるくだりや「バラのつぼみ」というキーワードなど『市民ケーン』的な要素と過去振り返りやダンスシーンなどの『素晴らしき哉、人生!』のオマージュ、さらには『シャイニング』の大胆な再現、『E.T.』的な終盤のカーチェイスなど、あれはスティーヴン・スピルバーグのイースター・エッグだった!
恐るべし映画である。