『BPM ビート・パー・ミニット』
LGBTの映画やエイズを取り扱った映画への免疫がないとちょっと厳しいかな。
エイズとなると単なる重い闘病に差別・偏見がつきまとう。メインは病気に対する偏見だが、LGBT(だいたいはゲイだが)への偏見も加わる。
その反動での過激な抗議行動と見た。
ただ練り歩いたのではゾンビの行進、動かない=死などおふざけなような乱入や迷惑行動に黒澤の『生きる』の21世紀型と強引・乱暴にとってもいいかもしれない。
『ダラス・バイヤーズクラブ』に対するフランスからの回答であり、『生きる』に対する21世紀からの超変革である。