『パターソン』を語る上でもう一つ対比となるのが、ジャームッシュのタクシー映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』。
あの映画において、運転手と乗客は基本的に世界観が違う人同士だが、『パターソン』においては運転手もバスの乗客もほとんど同列だったりする。バスのシーンは運転手よりも乗客の方に注目。
バス運転手だけでなく、バスの乗客の情景も映画の一つである。
そんな中で唯一違う種の乗客が乗り込んで来る。やはり彼ら(彼女らかも)の会話は他のバス乗客とは違い、ストレンジャーの会話である。唯一、『ナイト・オン・ザ・プラネット』の乗客らしい客がいるシーンでもある。
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