トニ・エルドマン
何これ。超面白い!ドイツ映画で面白いこーいうの今まで無かったよ。
父と娘の映画は幾多も今まであったけど、不思議な距離感はとても新鮮。
冒頭の爆笑から最後まで162分突っ走る感じ良いです。笑いの要素は多いけど、かといってアホアホなだけじゃなくて人物描写を疎かにしていなかった点が質を上げた要因だと思う。
去年のカンヌの星取表で評価が高かったの大納得です。そして、監督、脚本、主演男優賞どれか取って欲しかった。無冠だったのをプレスがブーイングしたのが良く分かる。
ハリウッドリメイクが決定しているようですが、多分リメイクすると面白さ半減になるヨーロッパ映画の典型かも。
欲を言えば日本での公開日父の日が6/18だから6/17-だった方が良かったのではと思いました。