ハロルドとリリアン
俳優や監督のカップルは何組も思い浮かぶけど、裏方のカップルにフュチャーしたこの作品。中々視点が面白いと思いました。絵コンテ作家とリサーチャーのカップルの人生とハリウッドの歴史がシンクロして語られる渋い作品。絵コンテ作家を絵で見る脚本と劇中で言ってる人がいましたが、ハロルドの作品を見ていると本当にそう思います。そして、他のスタッフよりも冷遇されていて、エンドクレジットには殆ど名前も載らなかったというエピソードは、少ししんみりしてしまった。人生を振り返るリリアンの明るいキャラクターが好印象でした。