天才作家の妻 -40年目の真実-
邦題で内容はもうネタバレされてるので、置いておくとしましょう。
予想通り、「G・クローズのG・クローズよる、G・クローズの為の」と言いたくぐらい彼女を大幅にフューチャーした作品。もう、これは今までのキャリアを総括する意味でもアカデミー賞あげるしかないでしょう。
今迄、意地悪おばさんキャラが板についていた感がありますが、今作ではとても抑制が効いた演技でグググっと見る人を引きつけておりました。
対するJ・プライス演じる作家は徹底的に俗物として描かれているので、カレーライスにおける福神漬け的なぐらいの添え物にしか感じられ無い程度でした。
でも、こういう幼稚なおじさんってきっと日本にも数多く存在するるだろうなあと思いながら見てました。今は、こーいうのはウザイって一括出来る良い時代になりました。(まだまだ差別は腐るほどありますけど…)