パッドマン 5億人の女性を救った男
ソーシャル・アントレプレナーが主人公という異色のインド映画。期待の一本でした。
舞台背景としての、今の生活よりももっと快適に良くしたいという気持ちと、経済成長著しい新興国の立ち位置の相性はとても良いと思います。
また、封建的な社会風習に囚われて、中々周囲の理解が得られないもどかしさなども、今っぽい感じがします。
演出はインド映画っぽい大仰な部分は好みが分かれると思いますが、主人公が真っ直ぐに目標に突き進む様は中々爽快でした。後半の国連での拙い英語でのスピーチは、良いプレゼンの見本の様相を呈してました。
期待に違わない快作でした。