マダムのおかしな晩餐会
コンパクトによくまとまった作品だったと思います。
事前の予想通りに会話劇を楽しむ構成が自分好みでした。
登場する富裕層にゲイのカップルがいたりパリに住む異国人家庭が舞台だったりと
今っぽい設定に、人は見た目や階級で質が決まるのかという古典的な題材を合わせた所が、印象的でした。
序盤のマダムに扮したメイドが、ディナーの席で、「英国人は好き?」と聞かれて、「英国人は嫌いだけど(ヒュー・グラント)は好き!」と返してる部分の台詞は、()の部分に色んなセレブの名前を入れて、普段使えるナイスな言い回しだと思いました。