バンクシーを盗んだ男
バンクシー・ダズ・NYと似たような構成のドキュメンタリー。
彼の作品を取り巻く人々を描いてるんだけど、前者よりも後者の方が多面的かつ距離を置いた冷静な視点で描かれてました。
個人的に面白いなと思った見解は、ストリートアート自体は非合法だけれど、書かれた物の所有者が切り取ったりすると所有権が発生するという認識。
通常のアート作品とは、立ち位置がグレーである部分が、色んな騒動の元でもあるし、ストリートアートのパワーの源でもある事を、改めて確認させられた映画でした。
でも、彼の正体が判明してしまった現在は、ミステリアス度が下がったので、これから評価どうなるんでしょうかね。