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ジャコメッティ 最後の肖像 

画家とモデルの関係を描いた作品というと「美しき諍い女」を真っ先に思い浮かべますが、この作品は、両者の距離感がちょっと遠くて、見ていてしっくりこない感じが終始否めなかったです。また、演出のテンポにムラがあって、少々見るのに疲れてしまいました。
ただ、全体にグレイ基調の映像のトーンはセンスの良さを感じました。
S・トゥッチって6人の子持ちなのか!AERAの記事にて判明。監督業と俳優業の考え方が、何処と無くカサヴェテスの考え方と被るなあ。と思ってしまった。

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