昨夜、肌寒い雨の銀座と有楽町をぶらついて、まるでブレードランナーの世界だなと思いながら通りを歩いた。歩道は中国人やアッパーミドルな人々があふれ、水滴にネオンが輝くビニ傘がぶつかり合い、高級ブティックは、ビルそのものが商品かのように装飾を身にまとう。
数寄屋橋交差点では○○実現党の街宣車が公約を繰り返し叫んで非日常の演出に一役買っている。
向かいの新しくなった東急プラザは外壁の一部が星のような電飾で作られていて、ブレードランナーのオープニングに出てくるタイレル社かのようだ。
信号を渡り有楽町マリオン行くと「2049」の大きな看板が掲げられていた。駅へと抜けるセンターモールでは店内から甘い香水の匂いが雨の湿気にのって顔面をなでてくる。
くぐり抜けた先の再開発された駅前が、壊れかけたネオンがゆらめく昭和のカオスのままだったら最高だったけど、それは記憶で補うしかない。
帰りの東京駅で台湾から来たというケバケバしいおばさんの一行に「マイハマ、マイハマ」と声を掛けられて電車を教えてあげると「ニホンのオトコはヤサシイネ!」と背中をバーンと叩かれた。😉
雨、銀座、中国人、ブレラン
@frenchblue いや~お恥ずかしいものを投稿してすみません。ガーと下まだ数店舗ありましたね!