『美女と野獣』(2017)大傑作
大きい映画は良い。大きいものは大きく、派手なものは派手に、恐ろしいものは恐ろしく、美しいものは夢のように美しく画面に映ってる。ビル・コンドンとバズ・ラーマンの映画でしか最早味わえないのではないかと思える豪華絢爛な世界。
『ウォールフラワー』のスティーブン・チョボウスキーが脚本に参加してたとは知らずクレジットで驚かされた。そう考えるとエマ・ワトソンの役柄が本筋とは別の意味合いで泣かせるキャスティング。
人だろうがカップだろうが獣だろうが“高いところから落ちるアクション”の前には平等でサスペンスとドラマの中で輝く。人種性別への配慮と平行する活劇の配慮に二重泣き。