「映画大好きポンポさん」を観た。
爽やかで疾走感のあるアニメ。サクッと観られるけど余韻もあり、内容がギュッと濃縮されていていつかまた観たいなーと思う。切っているんじゃない、繋いでいるんだよね〜。
でもなんか引っ掛かっちゃうのは、プロデューサーと監督が頂点っていう構図。現場のヒエラルキーというか、特権意識みたいなものが私は苦手だったかも。
音響には音響の、照明には照明の、それぞれのプロフェッショナルとしての道がある。違う道にいる人とも互いに対等に尊敬し合うような、プロフェッショナル同士の姿勢が、この映画にはすっぽり抜けている。
そしてそれができない監督やプロデューサーは現場で疎まれると思うんだけど、それが無く尊敬されるばっかりなあたりは、結構ご都合主義かもね。