Crossroad (Malayalam - 2017)をDVDで。
なかなかDVDが手に入らず、現地でやっと見つけたのはやる気の無さそうなボール紙カバーの簡易包装ディスク。字幕付きだと思わなかったがプレーヤーに放り込んだら字幕が出た。カバーに書いといてよ。マラヤーラム映画としては久しぶりのオムニバス。a celebration of womanhoodと銘打ち、10人の監督が女性が主役の映画を一本ずつ持ち寄った。その中のマドゥパールとレーニン・ラージェーンドランが気になって鑑賞を切望していたのだが、肩透かし。辛い2時間47分、これまでに見たオムニバスの中では最低の出来、搾りかすみたいな作品群だった。アショークRナートの"Badar"が最も印象に残った。逆に酷すぎて忘れられないのが、アルバートの"Mudra"とアヴィラ・レベッカの"Cherivu"、それからシャシ・パラヴールの"Lake House"。文芸的な雰囲気で煙に撒こうとして失敗した&既存のアイディアを劣化コピーした見本のよう。芸達者揃いのマラヤーラム映画界のはずが、"Kodeshyan"主演の婆ちゃん以外はあまり感心できず。