〔Retrospective 18/09/01〕Tagaru (Kannada - 2018)をバンガロールSapnaにて。字幕なし。
字幕なしは諦めるとしても、画面が暗く、音が割れてるのはどうにかしてほしいと思った。しかしアンモニア臭のする小屋でこういう映画を見物するのにはある種の旅情があるから困ったもんだ。ストーリーは全然違うにも拘らず、前に来た時に見たMuftiとだんだん境界がつかなくなってしまいそうだ。それにしても、こうした暗く情念的な地獄絵図が延々と続く2時間を楽しみ、ヒット作にしてしまうカンナダ人はやっぱりすごい。むっつり寡黙で腕っぷしの強い私服警官と、短パンの蓮っ葉娘の組み合わせというのは、ありきたりだが、SRKがやると引き込まれる。悪役のダナンジャヤもなるほどいい味がある。