Hum Paanch (Hindi - 1980)をDVDで。
マハーバーラタの翻案というのと、カルナータカがロケ地というのに惹かれて。しかし、シェマルーのディスクが良いところで止まりやがって四苦八苦。YTの字幕なし全編動画とネットに漂う英語字幕srtファイルとを合体するもタイミングずれまくりで結局字幕編集ソフトを出動させることに。疲れた。サンジーヴ・クマールのクリシュナに相当するキャラが謎っぽくていい。バガヴァット・ギーターに相当するようなソングが盛り上げる。全体的にソングに語らせる演出が巧み。作曲にSPB先生が加わってるというのがどんな謂れなのか興味をそそる。赤旗こそ振り回されていなかったものの、地主階級と小作農を中心とした無産階級との闘いをもってくるとは予想外だった。そして5兄弟の中で主役格なのだミトゥンのビーマというのも。アムリーシュ・プリーの悪役演技は長い芸歴の中でも一級の部類ではないか。シャバーナーの村娘は高貴すぎるようにも思えるが、精神のバランスを失ってからシーンはさすが。ともかくメールコーテの村の景色が愛おしく、ヒンディー映画を観てる気がしなかった。