Bethlehem Kudumba Unit (Malayalam/2026)をオンラインで。
舞台はアンガマーリ。隣同士になったシリア派キリスト教徒(たぶん)の2つの家に属する男女の間で自然に芽ばえた恋とその恋路の邪魔を描く。邪魔の大部分は12~13歳という年の差だが、それだけではない。30代の男はケータリング業を成功させているが、学生時代の悲恋から独身を貫いている。女の方は家が貧しく、父がアルコール依存症で、うっすらした階層差がありそう。そういった要因から2人の関係は秘密の恋として進行する。しかし女の側の風紀委員風のオジがそれを暴露して断罪する。もっとも激烈に反応したのも女の側の母親で、娘を外国に留学させてしまう。年齢差・階層差はあっても同一カースト内の自由恋愛をこれほどに抑圧しようとする力はどこから来るのか正直なところはっきり分からない。要するに2昔ぐらい前の田舎映画での「家族の承認を得る前に恋愛関係を持つことはふしだら」という価値観がまだ残っているのか。恋愛映画の良しあしのキーである胸キュンの瞬間はあったかといえば、確かにあった。Vishwanath & Sonsよりずっとマシ。