Main Woh Aur Fuji (Hindi/2026)をオンラインで。
オリジナルToh, Ti ani Fuji (Marathi)の代替として。本国での公式ポスターに記された邦題は『彼、彼女と富士山』。プネーから東京にやってきて翻訳業に従事し、日本語も習得して穏やかな生活を営む。ある日街で7年前に別れた相手と偶然出会い、家に呼び、幼い息子に引き合わせる。共通の知り合いである夫もいて、彼は仕事で日印を行き来している。破局の前の2人の生活が切れ切れの回想で明らかになっていく。男の方の反射するものを見つめる癖が、最終場面で情趣を盛り上げる。不意に来る地震のシーンはよく分かってる感じ。日本の狭苦しい共同住宅のシーンは、なんだか日本映画のどろどろ愛憎ものを見ている気にさせられる。落ち着いた暮らしを送る現在の東京の家がせせこましく(調理台に腰掛けるヒロインに無理があった)、カツカツ暮らしのプネーの家が広々してるのが皮肉。トキシックな関係性を巧みに描いたと評判になっているが、やはり玉ねぎの切り方で駄々をこねたり、モノに対して当たる男の方が断然ヤバい。東京の街の撮り方はクールでかなり良かった。