Anandam (Malayalam/2016)をDVDで。
当時関わってた映画祭で、別のマラヤーラム語作品にあたりを付けていたのに、なぜかそれがキャンセルされ代わりにこれはどうか?というインド人商法をかまされてブチ切れた思い出。アルン・クリヤン、トーマス・マーテュ、ヴィシャーク・ナーヤルにとってデビュー、ローシャンにとって3作目、他の女優陣にとってもデビュー作。カレッジの学生がインダストリー・ヴィジットと称する修学旅行に出かけて経験するあれこれ。ヴィニート・シュリーニヴァーサンの製作だが、その監督作とほぼ同じテイスト。ふわふわとして甘酸っぱい学生時代のあれこれに感じ入ることができれば乗れるが、そうじゃないと苦痛というインド的学園もの。ちょうど10年前のClassmatesと比べると、実年齢リアリズムが浸透していることは進歩かも。Premalu (2024) の面白さを考えあわせ、本作に欠けているものは何かと思いを巡らせるのだが、敵や部外者に相当する存在がほとんどないことが締まりないものにしているかもしれない。引率の教師ですらが、同僚とラブラブ。演者の中ではアルン・クリヤンが気になった。