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Kuttavum Shikshayum (Malayalam/2022)をオンラインで。 

ラージーヴ・ラヴィをつぶすプロジェクトカンヌールが舞台のポリティカル・スリラーみたいなものを想像してたけど全然違った。宝石泥棒を追う警察官の実録もの風。ソングなし。最終的に人は死なないのだが、次の瞬間何が出てくるか分からない状況に登場人物たちを追いやり、観客にも同じ気持ちを味わわせる。老齢の捜査官にリタイア後の見通しを語らせるところなど、殉職の死亡フラグかと思わせて何も起こらない。伝統的作りで、あっと驚くような逆転劇は起きず、状況証拠を積み重ねて真犯人特定に至るが、逮捕に至るまでの困難の描写に重点が置かれる。窃盗団はラージャスターン南部の僻村の住人。いわゆるクリミナル・トライブであることが暗示される。しかしTheeran Adhigaaram Ondruに比べて陰謀論的ではなく、リアリティーがあって、まあそうなんだろうと納得。ケーララ人の目から見た異郷である北インドの鬱陶しさ(現地警察も含め)がこれでもかと畳みかけられる。冒頭にあるサージャンがデモ隊青年を射殺したエピソードの意味をもっと考えること。

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