フォロー

Eko (Malayalam/2025)をNTFLXで。 

イドゥッキのウップクンヌを舞台にしたスリラー。支配・拘束と保護を巡る転倒劇。何が一番の忠犬で誰が犬笛を吹いているのか。1980年代ごろ、極左運動に身を投じたお尋ね者の男を巡って複数の追手が西ガーツ山中の僻村を訪れるが、そのほとんどが変死を遂げている。霧が立ち込める山頂近くに住む、お尋ね者の妻である元マラヤ人の老女とその身の回りの世話をする青年。お尋ね者とその妻は戦時下のマラヤで巡り会った。どちらも犬の訓練に関わる人物。お尋ね者はマラヤの純血種の子犬とその女性を連れ帰り、子供も2人授かるが、老境に差し掛かったところで、ある秘密が露になる。平凡な人間の間に起きる特異な出来事を描くのと、特殊中の特殊の状況に置かれた人間を描くのとでいえば、本作は後者のカテゴリー。そこにどれだけ説得力を必然性を盛り込むかという手腕に関しては、本作はまずまずだと思う。しかしピウスという青年の行動を突き動かすものについてはよく分からなかった。一番のどんでん返しも最初はよく分からなかった。カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの「雲海の上の旅人」を思わせる自然描写。

ログインして会話に参加
映画ドン-映画ファン、映画業界で働く方の為の日本初のマストドンです。

映画好きの為のマストドン、それが「映画ドン」です! 好きな映画について思いを巡らす時間は、素敵な時間ですよね。