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Past Lives (Korean/2023)をNTFLXで。 

邦題は『パスト ライブス/再会』。あの地下鉄の中のシーンのスチル写真(メインビジュアル)がどう見ても『’96』だったんで、リメイクなのか、インスパイアなのか気になっていた。多少情報を漁ると、ヒロインの設定には韓国系カナダ人であるセリーヌ・ソン監督の自伝的要素が強いことが分かった。しかし女性が外国住まいで既婚、男性は未婚の設定、幼い恋が成就せずに親の都合の移住で突然引き離されてしまったとか、女性のほうが明らかに社会階層が上だとか、最後の対面シーンのあれこれとが、既視感がある。それから、感情移入をさせられながら分かりやすい恋愛の勝利にならないという点で一部の観客が憤激してしまったという点でも似ている。別にパクリとかそういうのじゃなく、どこかに接点があったのだろうか。「イニョン(縁)」の説明のところで、「袖すりあうも他生の縁」がそのまま出てきて驚いた。元は仏教からきてるんだろうか。「パスト・ライブス」というタイトルは前世とも過去においてきた生活とも取れる。このレビューは参考になった。tbsradio.jp/articles/82771/

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