Identity (Malayalam/2025)をオンラインで。
150分盛り沢山アクション。まず不幸な生い立ちにより強迫性障害となった男ハラン導入。コインバトールのアパレル店での試着室盗撮とそれを材料にした恐喝。その犯人が郊外の倉庫で何者かに惨殺される。その捜査で証人保護保護プログラムの元匿われるバンガロール・ベースの女性ジャーナリスト。目撃した犯人の顔をスケッチさせるが、彼女は事故の後遺症で相貌失認であることが分かる。スケッチを担当したのはハラン。やがて捜査を担当しているカルナータカ州警察のアレンが一連の性犯罪録画による恐喝に深く関わっていることが分かり、ハランとアレンのくんずほぐれつの戦いが始まる。ハイウェイでのカーチェイス、旅客機爆破の試み、プライベートジェット内での死闘、ダレはしないけど詰め込みすぎで不完全燃焼。試着室盗撮犯の元締めみたいなセコい悪人がプライベートジェットで逃亡のお膳立てをされる大物になるのが最大の謎。レントゲン室のエピソードはわかりにくかった。ハランの幼時のトラウマは別になくともよかったんじゃないか。証人保護といっても劇中の犯罪現場が白昼堂々で意味なさすぎ。