フォロー

Mayurakshi (Bengali/2017)をオンラインで。 

ウィッシュリスト解消計画の一環で観たけれど、そもそも何でこれをリストに加えたのかがもう思い出せない。国家映画賞ベンガル語最優秀作品賞を獲ったというぐらいのディスクリプションしかない。俳優陣は豪華だけど、文芸的なあまりに文芸的な一本。老耄を扱った作品ならば、GBSMやAstuなどの方がもっと刺さるものがあった。もちろんショウミットロ翁の芝居は見事で、芝居じゃなく本当にこんななんじゃないかと不安にさせるほど。もちろんブンバも。しかし、演技力も確かでいい脚本を呼び寄せる力も持っている実力派なのに、見ていてときめきのない俳優っているもんだというのを再確認。アメリカに住むバツ2男が、老父の加減が悪いとの知らせにコルカタに一時帰省する。かつて歴史学の教授だった父は明らかに認知症の症状を示し、執拗にモユラッキに会いたいと言う。それはかつての愛弟子で、息子の嫁にしたいと彼が熱望していた女性だった。このようにサスペンス要素は敷かれるが、劇的展開はなく、モユラッキは現れず、周囲の人間模様が描かれるだけ。「明日は明日の風が吹く」で終わるのだ。

ログインして会話に参加
映画ドン-映画ファン、映画業界で働く方の為の日本初のマストドンです。

映画好きの為のマストドン、それが「映画ドン」です! 好きな映画について思いを巡らす時間は、素敵な時間ですよね。