Pushpa 2: The Rule (Telugu/2024)をオンラインで。
横浜港に荷揚げされた怪しいコンテナに満載の密輸紅木。その奥から現れたプシュパは日本の三下ヤクザを相手に暴れた末に取引先の組長と面会して交誼を結ぶ。彼が日本にまで来たのは末端流通に一番近い相手と直接取引して巨額の売り上げを得ることが目的だった。彼を発奮させたのは、彼がCMとツーショット写真を撮るという妻の望みが叶えられなかったこと。ならばCMを差し替えようと考え、政治資金を得て目的を叶える。その後はスリランカに行ったり、異母妹を誘拐から救出したり、大太刀回り。中盤の祭礼のダンスからアクションへとつながる長大なシーンは最大の見せ場で、ヒーローが神と重ね合わせられる、あるいはヒーローに神が降りるというよくある陳腐な演出が、異次元レベルで突き抜けたものとなっている。名前が示すように荒ぶる主人公にはなぜか女性的なものがついて回る。最後の親族との和解でプシュパが泣き崩れるのは、インティ・ペールが幼時から刷り込まれた呪いだったことが分かる。そこで終わりなら綺麗だっただろうが、Rを3つ重ねたいという製作者の意図があるのか。